言葉づかい。

「言葉を扱う仕事をしているはずなのに、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで発信している言葉が少しも胸に響かないんですよ。言葉のセレクトもきれいじゃないし。届く人にだけ届けばいいって公言してるんですが、それってどうなんでしょうね…」と言われた。一気に体温が下がったけれど、わたしのことではなかった。ほっとした。

その人は、ライティングをなりわいにしている(はずである)。一度お会いして、ピンと来なかったので以後の交流はまったくない。わたしの悪いクセではあるけれど、いやなものはいや。直そうという気持ちは、いさぎよく過去に置いてきた。

基本的には、ご本人の責任のもとに好きになさればよいとわたしは思う。志向や好みに合わない人との接点が生まれたとき、なぜ嫌悪感を抱いたのか、自分はどうすべきかを考えて実際に動く(または動かないことを選択する)ことが重要である。他者と比べることはしんどいけれど、反面教師の出現はチャンスだと思う。自分の姿勢を見直し、今後につなげるためのいいスパイスになる。

あえて述べるほどのことではないけれど、言葉づかいには、気をつけているつもりである。えらそうにしているけれど、謙虚でありたい、という気持ちはだれよりも強い…と宣言してしまっている時点で、謙虚とは言えないのかもしれないなぁ。