手帳。

これがないと生きていけないものはと問われたら…手帳です、とわたしは答える。

手帳には過去と現在、少し先の未来をぎゅぎゅっと書きこんである。電話で話しながら乱雑に書き留めていたり、経費のメモや深く胸に染みた言葉を記していたり。人様に見せられないこともふくめて、手帳はわたしのすべて。そのだいじな手帳が今、開くとすごいことになっている。

スケジュールの仮押さえが多く、日に日に増えていく成すべきことを小さな付せんに書きちらし、貼り付けているせいである。よく言えばカラフル、実はカオス。定めていた情報整理のルールは、電話を片手にメモすることなどがあると一気にくずれさる。まぁいっか、とあきらめるのが早いのも混乱の原因なんだろうな。

愛用しているのは、バーチカル。1日の時間軸が縦長に配置され、30分単位で予定を管理できる。1見開きに1週間、その週の予定がひと目でわかるので、今のわたしにぴったりなのだ。1日1ページのダイアリータイプもいいけれど、スケジュールを俯瞰できず、重く、余白を使いこなせなかったために断念した。

Googleカレンダーなど、デジタルなスケジュール管理を試みたこともあったけど、
もともと、手帳はアナログ派。ペンで紙に書くことは、文字を記すようになってからの、わたしの基本姿勢なのである。