限界。

おかげさまで、興味深い案件が次から次へとまいこんでくる。予定がぎゅうぎゅうでお断りしなくては…なんて考える余地もないくらい、お願い!担当させてと頼みたくなるお話ばかり。今秋も、未知の領域へ踏み出すことになりそうである。

ジャンルは、多岐にわたる。しびれるようなものづくり、木や土、水、教育、福祉、防災、まち育て、アール・ブリュット(生の芸術。美術教育を受けていない人が自発的に生み出した、既成の芸術に影響されていない絵画や造形)など…この1年で関わる世界が変化した。

世界が広がった、というより向かう先が変わった木がする。人のうつわは容量が一定で、何かを入れれば何かがこぼれ落ちる構造である。さすがに今回は無理!なんて言いながら限界を超えていけるのは、容量が上限に達していないだけ。だとしたら、いっぱいいっぱいまで使うとどうなるのか、知りたいことが湧いてくる。領域、空間、時間、体力、精神の限界…そもそも限界とは何なのか。粗末な思いこみから生まれるのら、すりこまれた既成概念はいつでも迷わず脱ぎ捨てる。

百貨店出身でよかった、といつも思う。ファッションはレディース、メンズにキッズ、食、暮らし、呉服や美術、文化催事、サービスなどたくさんのプロに教わった。今でも、知らないことに出会うと高揚するのは素地があるから…なんて微妙に自画自賛してもゆるされる?