失敗とか成功とか。

まちがわないよう、失敗しないよう、ただひとつの正解を(他者に)求める生き方が普通になっている。10代以下はよくわからないけれど、20代~30代前半の…およそ10歳以上、下の世代を見ていると不可思議で、じれったい。

失敗なんて、数え切れないほどしてきたし、今でもしている。失敗してやるぜ!なんて望んだことはないし、痛い目にあうたびに「また、やっちゃった」とベソもかくけれど…最善だと思う道を自分で選んで、突き進み、結果的に砕け散っているだけのこと。自分で選択したことは引き受ける、人生はシンプルである。

そのそも、失敗とは何なのか。愛用している小学生用国語辞典には「やりそこなうこと。うまくいかないこと」、成功は「ものごとが思いどおりにうまくいくこと」「世の中で高い地位や財産を得ること」と記されていた。いずれも、わたしにはピンと来なかった。何かのゴールは、次のはじまり。計画がうまくいき、高い地位や財産を得たとして、大切なのはそれからだ。過去の失敗(だと思いこんでいること)から、負のラベルをはがせばいい。それができるのは、今この瞬間からの自分だけなのだ。

成功者だとされている人物の今の姿だけを見ても、彼らの成功談を追いかけても、しょせん他人の人生だ。自分が今後どうするか、それしかないとわたしは思う。