命のけずり方。

何を隠そう。現在、オーバーワークまっただ中である。さらに年内は、右肩上がりになっていくことが決まっている。ありがたいことである。

これでも、仕事は選んでいる(つもりでいる)。がむしゃらに命をけずり続けた時代が長かったから、選べるまでになったことをありがたいなと思う。とはいえ積極的にお断りするようなことはしておらず、ぜひしたい!と思える仕事がぴょんぴょん舞い込んできているという表現が、現状に近いような気がする。

お引き受けする際には、その案件が「楽しいか」「世の中のためになるか」「その先があるか」「美しいか」「この人のためならがんばろうと思える相手か」どうかを、いちいち自分に問いかけている。すべてにあてはまる必要はなく、どれかに該当していればよい。その仕事をするにあたっての「なぜ」を明らかにしておくことは、のちのち役に立つはずである。

わたしを突き動かすエンジンやガソリンは、そういうシンプルなものから生まれていく。知らない間になんべんも補給されているので、どこまでも走っていけるのかもしれない。命をけずるように書き、考え、生きること。なにも特別なことではなくて、そうするのが普通だからそうしているだけなんだけど。どうせ命をけずるなら、美しく、いさぎよくありたいものだと思っている。