マグマ。

熱い人を見ると、じんとくる。「いいものをつくりたいから」「現状をよりよくしたいから」という衝動をあらわにする人を見るたび、ぎゅっとしたくなる。シンプルで、ストレート。自分はそうならない、ということをふくめてうらやましいなといつも思う。

また、感情的になってしまった、とその人は言う。この場合の「感情的」は、何よりも愛おしむべきものだとわたしは思う。ベクトルはその人自身ではなく外に向かっており、ものごとを前に進めるエネルギー。美しいマグマだなと思えてならない。

わたしは体温や湿度の変動がなく、いずれも低め安定。ごきげん具合でいえば、高め安定。つまり、あっさりからり、だと思っている。あるとすれば、場を凍りつかせてしまう場合だけ。その力を発揮する場面は最近ほとんどないから、ほぼ年中、あっさりからり、ですごしている。

マグマが衝突しても、わたしは止めない。命に関わるようなことがない限り、止める気もない。エネルギーは、この世に必要だから誕生し、躍動するのだ。わたしにはそれが、雄々しい龍のように見える。

むきだしのパワーがぶつかりあった後に生まれるものは、すばらしい。「いいものをつくりたい」お互いのめざす先が同じなら、疑う余地はそこにない。