史上最速。

1週間も1ヵ月も、あっという間にすぎていく。このスピード感はわたしの人生史上最速で、この夏は一瞬だった。

小学・中学時代は、時の流れがぬるかった。毎日の授業はもちろん、運動会、遠足や修学旅行などの行事がきらいだったせいか、学校生活は苦しくてたまらなかった。あのころの時間を貯めておき、今とりだすことができたなら…どんなに有効に使えることだろう。なんて、どうしようもないことを考えてしまうのは、秋のうねりにのまれてしまったせいかしら。

秋は思索の季節。わたしにとっては、執筆にもふさわしいシーズンだ。けれどこのまま、ひたひたと積み重なっていく実感もなく、このペースで時が流れ去り続けるとしたら、さすがに息切れしてしまいそう。早急に生き方を見つめ直していかなくては。そういえばこのところ、仕事の仕方や選び方について、ある人と話し合うようになっていたから、やはりこの世のすべてはつながっているのかも…。

「この人のためなら、がんばれる」という依頼には応えていくし、世の中のためになることや楽しいことにも喜んで関わっていく。一方、心おどらない案件には及び腰。それはわたしでなくてもいいものだろうし、心に響かなかったという直感は、その後のできごとを象徴していることが多いから。日々、できることをていねいに積み重ねていきたいものである。