淡々と。

とにかく、放置していたわたしが悪かった。いやなものや苦手なものにはどうしてもフタをしてしまいがちだけど、時をかけて熟成させてよいものと、そうでないものがあることをあらためて教わった。自分のことを徹底的に後回しにしてしまうのは、悪いクセであると共にわたしの信条。その部分を取りのぞいたら、本当にただただ悪いだけの人である。

その人は、これまでのことは事実としてとらえ、これからの話をしてくれた。ふだん、わたしがそうありたいと思っている理想の勢を見つめ直す、お手本みたいなひとときだった。おだやかに、わかりやすく、淡々と。わたしはどんな時も、そういう風にふるまうことができているかしら。

そういえば先日、「あなたはどんなことでも、フラットに語りますね」という意味のことを言われた。楽しいこともそうでないことも一定のテンションで語るから、逆にドキッとするのだとか。自分ではよくわからないけれど、感情の波の振幅はほぼ一定…たとえば、デスクにコーヒーをぶちまけても、急いで、静かに拭きとるだけ…なので人としてのつくりがフラットなのかも。起伏の少ない体のつくりもそうだしねぇ。ふふふー。

なおいっそう淡々と、飄々(ひょうひょう)と、なにごとにも執着せずに生きていけたらすばらしい。