女友だち。

前にも書いたかもしれないけれど、小さいころから、女子が苦手だった。仲よくしてもらおうと試みるたびに、何をどうしてもきらわれた。理解できない、だから怖いと表現するべきか。未知の生き物だととらえ、おそるおそる向き合う人生だった。そんな風には見えなかったと、同級生には言われるかもしれないけれど。

だから、女という性を持つ友だちが極端に少ない方だと思う。友だちというものを、どう定義するかにもよるけれど。

わたしにとっての友だちは…お互いの存在を尊重し、無条件で大切に想い、相手の幸せを願い合うもの。しょっちゅう会わなくてもいいし、離れていてもその人が元気で幸せに生きているならわたしも幸せ、と心から思える人のことである。ひとつのものさしが「その人のために死ねるか」というもので、この年になって、そういう女友だちに恵まれるとは思ってもいなかった。

ひとりは、明るくはない状況を一緒にゲラゲラ笑い飛ばしてくれた。さらに別の女ともだちは、わたしがしたいようにすればよく、何かあれば何でもするからと言ってくれた。また、最強の戦友とも言える人には心配をかけてしまって、たっぷり1時間しかられた。まっすぐにしかってくれたことが無性にうれしくて、口元はゆるみっぱなし。これからもほうぼうで、しかられたいなと思っている。