出ました。

11月19日に手術を受けて、体に入っていたチューブがその4日後にとれて。いよいよ本日、11月25日に退院となった。

朝からの雨は、あがった。MKタクシーを呼んだらハイヤーで、帰る途中のパン屋さんで停めてもらって昼食を調達、えっちらおっちら、ひとりで帰宅した。やっぱり、わが家が一番だなぁ。

家族は、もう少し病院にいた方がいいんじゃないの、と何度も言った。特に母が心配していた。確かに、まだ満足に動けないから、身のまわりのことをするだけでもひと苦労。動くたびに胸や脇の肉がひきつって、イテテとなり、ちぎれないかしらと心配になる。

それでも、わたしは帰りたかった。寒さを少しも感じない環境で、看護師さんがやさしくしてくれて、休んでいるだけで三度の食事をいただけて…ここに居続けたらダメになる、と何度も思った。

実際、病室の鏡に写った自分の顔は見たことがないくらい頼りなかったのだ。天敵やストレスのない環境は、生き物の野性も知性も奪ってしまうのだなぁ、と実感した。

それにしても、看護師さんはみんな、やさしかった。合コンするなら、ううん、お嫁さんにするなら看護師さんがいい、と願う気持ちがよくわかる。あれだけの激務を笑顔でこなすのだから、人間力も相当だ。見習いたい、と今でも思う。