その前に。

手術から1カ月あまり。腕が、ずいぶん上がるようになった。相変わらず、えりぐりの開いたカットソーとパーカーしか着られないが、わずかなワードローブでも暮らせるのだなと実感している。

tamaki niimeの真っ赤なショールがほしくて、友人のお店に行ったら、あでやかなものはことごとく売り切れていた。個性的なものから飛ぶように売れていく、ふしぎですてきな、おそろしいところだ。

気になる色が青から赤へ変わった事実を、的確に表現できないでいる。赤は赤でもいろいろあって、そのものずばり、に出会っていないせいか。ちなみに、パーカーはやっぱりグレーがよくて、お店でじっと見ていたら「また、グレーですか」と、弟子なる人に言われた。

あなたの弟子になりたい、という奇特な人がいて。弟子などという存在ができるとは思ってもいなかったので後ずさりしていたけれど、少しずつ慣れてきた(のか?)。とはいえ、フリーランスは生活が不安定すぎて、人さまの人生を引き受けることはできないし、病のこともあるのでさらに責任がもてないこと、だから自立の道を見つけてほしい…それでもよければ、これまで見聞きしてきたことや経験、知識など望むものはなんでも伝えます…と伝えた。彼女が自分で立って生きていけるよう、補助輪のひとつになれたらいいなと思う。

今日はこれから、病理検査の結果を聞きに行く。表現や心境の変化を見つめたいので、とりとめもなく書いておく。