宿主。

病理検査の結果が出た。切除した腫瘍を標本にして、スライスし、いろいろ調べるものらしく…だいたい、2週間で結果が出るそうなのだけど、手術してから4週間以上かかった。

すでに告げられていた孤立性繊維性腫瘍ではなく、病名は葉状腫瘍。なにごとも、実際に触れてみるまでは真実がわからないものだなと思った

切り取った腫瘍は、悪性でも良性でもない中間型。比較的まれで、乳房に生じる腫瘍の0.5%以下なのだとか。短期間で増大することが特徴で、原因不明。一番の治療は完全切除、有効とされる薬や治療法、再発予防法はないらしい。良性でも悪性でも再発や多発する場合があるため、術後も定期的な経過観察が必要で、再発すると悪性度が増すらしい。

検査の結果を聞きに行った日、主治医が急にお休みだったため、治療計画は年明けに持ち越し。年内にクリアにしておきたかったけど、なにか意味があるのだろうと思うことにした。今できることは、よく眠って、体にやさしいものを適切に食べ、笑って暮らすことなのかなぁ。自分のことを後まわしにしないで、無理しないようにがんばらなければならない。

腫瘍はその人そのものだとか、宿主に似ると聞いたことがある。その人の人生を凝縮したものだ、という説になるほどなぁと関心している。まさにまさに。