運命の人。

今のスタイルの原形ができたのは、5年くらい前。そう話すと、こっちがびっくりするほどおどろかれる。自分もふくめて、人は目に見えるものがすべてだと思いがちだけど、紆余曲折や挫折を経て今日があるのはまぎれもない事実だ。

KIITO(キイト:デザイン・クリエイティブセンター神戸)の準備室が、神戸港を見下ろす神戸商工貿易センタービルの26階にオープンしたとき。神戸にクリエイティブの拠点ができるのか、とオープニングパーティーに出席、現副センター長の永田宏和さんにお会いして以来、根っこのところから人生が変わった。

それまでは、百貨店やメーカー、ホテルなどの流通・小売、サービス系の仕事ばかり。モノを売ること、モノにまつわるストーリーを伝えるのがすべてだと思いこんでおり、時には(広告的に)うそをつかなくてはならない状況に苦しんでいた。そんなとき、神戸が抱える社会的な課題を「+DESIGN的アプローチ」で解決する人材育成プログラム「+DESIGNゼミ」がはじまった。永田さんが講師を務め、第1回目のテーマは「高齢者福祉問題に+DESIGNでアプローチする」。まったく未知の分野だったけど、新しい世界が開けそうな気がして、どっぷりはまった。

今夜、2015年3月8日の「情熱大陸」に、防災プロデユーサーとして、永田さんが登場する。待ってましたーと叫びたい。