ひらめき。

ある原稿が、なかなか書けない。という状態が、この1月から続いている。対象はひとつではなくて、1カ月に1~2本ずつ、ふしぎなくらい書き進められないものが存在する。結局、ギリギリのタイミングで仕上げることができるうえ、先方からは大層よろこばれることも共通している。最終的には書けるのだから、はじめからそうできればいいのにな。または、アカシックレコード(人類の集合意識、人類の魂の活動記録の概念)に自由にアクセスできれば、最高だ。

気分が乗らない、集中できない、肝のところをつかめない…現象としての理由はさまざまである。ストーリーの組み立てに手こずる、というパターンもあって、筋が1本通ってしまえば、それからはすいすい進んでいく。いわゆる、ひらめきと呼ばれるものの訪れが見事に後ろにずれるのだ。この状況をどう命名すればよいのだろう。スランプ、とは違うしね。

ある原稿が書けなくても、他の仕事が遅いわけではない(はずだ)から、能力そのものが落ちたのではない…と思いたい。心身共に純度を上げて、クリアな気持ちで向き合わなければならない案件ほど、ひらめきが遠いのは確かなことだ。となると、はやく完成に至った案件は純度に関係なく書けたのか、ってことになるから…決めつけるのは危険だろう。つねに、さくさく書きあげられる魔法を習得したいな。最後の最後は、ファンタジー。