インタビュー。

このところ、断続的にインタビューを受けている。媒体に掲載される類のものではなく、一種のトレーニング。何かのカタチで発表されるかもしれないけれど…今のところ、包み隠さず応えている。

いつもは話を聞かせてもらう側、さらに「おねえは冷たい」と実弟から幾度となく言われたくらい過去をふりかえらないタチなので、この一連の流れは新鮮だ。ついついしゃべりすぎてしまって、あわわわわ…となったり。自分にとってはよくある話で、地味なドラマにしかならないよねと思っていたけど、けっこう盛りだくさんらしい。そう言われると、そうなのかなぁとその気になっていくから、人は本当におかしな生き物である。

自らしゃべるのではなくて、相手の関心にこたえる行為は、日常的な思考回路とは別のチャンネルを使う。実はそんな風に思っていたのか…と自分を見つめ直すひとときになっており、平凡な人生だと思っていたのに、なるほど、そういうところがおもしろいのねと気づいたり。ふだんは口にしない話も多々あった。

ほんの数年前までは生きているのが苦しかったけど…ふりむけば、道は1本だったなとあらためて思う。フリーランスに絶対なりたかったわけじゃなく、その時々に最良の選択をしようという決めごとの積み重ねが今なのだ。未来が過去の意味合いを変えるのだなと体感している。