おそろしい数値。

悩みはない方だけど、この数週間はめずらしく悩んでいる。体重が見たことのない数値を示し、動かないのだ。それはもういろんな意味で、人前で脱ぎにくいカラダになっている。

この冬は風邪をひかないよう、ひかないようにと注意深くすごした。悪い細胞はすべて摘出してもらったはずだけど、再発・転移の可能性はゼロではないという。常日ごろから、この世に絶対なんてないと思っているから、こんな時も過剰に希望を持つことはなく、なるほどそうか、と受け止めるばかりだ。わたしはきっと大丈夫、と付け加えることもわすれずに。

万が一、転移するとしたら、血管を通った先の肺であることが多いと聞いた。肺がおかされると危険度が増し、治療法はないらしいので…長く続く咳に注意するよう言われたあの日から、「とにかく風邪をひかない」ことが目標となった。

体を冷やさないよう、意識してしっかり食べて、エネルギーを燃焼させ、今までより睡眠時間をキープする。手術を境に体質が変わったのか、0時に近づくと眠くなり、パタリと落ちるため…やっと人並みの生活を送っているような気がする。

5時間以上眠るには、その前後はドタバタしてしまう。とはいえ、風邪知らずは健康そのもの。もっと早く気づいていれば…失われて初めて気づくものである。