原点。

いつのまにか、8月である。ぼんやりしていたつもりはないから、一層おそろしい。しかも今日は、原稿の山場。書くべきことと書きたいことが乖離しているせいか、指ならしに…かれこれ2時間費やしている。きょうの約束をリスケジュールしてもらっておきながら。

今朝、刺激的なテキストが届いた。ニューヨークでデザイナーとして活躍している友人の、強靱な意志をもって道を切り開いてきたこれまでのことがつづられていた。共著として、本になるそうである。聞いたことのあるエピソードより、知らないことの方が多く、したいことに向かって次々に決断し、実現し続けている彼をあらためて尊敬した。きっと、彼はこれからもそうであるに違いないし、ますます成長し続けるに違いない。

人生には、とてつもなく大きな節目と、いくつもの小さな節目がある。いま、小さな節目に立っており、自分はどうしたいのか、どう生きようか、言葉にしなくてはならないポイントに居る。言葉の世界で生きていく、と決めたのはなぜか、いつごろか、何がきっかけだったのか、もうよくわからなくなっているけれど、幼い時にまいにちまいにち絵本を読んでもらったこと、日記より手紙を書くのがすきだったこと、国語がだいすきだったこと、国語だけで生きてきたこと…などを思いだし、原点に立ち返ろうとあらためて思った。

そうだ、だれかのために書くことがすきだったのだ。交換日記、blogなど…スタイルはその時々で変わったけれど。

Web上で書いている日記もまた、必要なだれかに届けばよいとの想いから。この山場を見事に超えたらさっそく、猛烈に「書く」を体現したい。「読む」にも没頭したいし、「考える」「まとめる」も実行したい。結局わたしは、したいことをしているし、それしかできないのかもしれない。ならば、あやうい綱渡りであったとしても突き進むしかないし、磨き続けるより他はない。