人生はまつり、または禅。

4月も、あっという間だった。おそろしい年度末のしめきり祭をなんとか乗りきり、年度はじまりはゆるやかにスタートしようと思っていたのに…引っ越し以来、手をつけられずにいる段ボールの山を片付けようと思っていたのに、もう5月。そして、ゴールデンなウイーク中もしめきり祭が続いている。

まつり、とはよく言ったものである。大変なのに、まつりだなぁ、とつぶやくと悲壮感が薄まっていく。単なる気休めでしかないのだけれど、眉間にしわを寄せて書く原稿はだれかをしあわせになんてできないだろうし、必死のパッチであることには変わりないものの、まつりだなぁ、と客観性を保つことで前に進んでいける(気がする)。

今も書かなくてはならない原稿がいくつか、わたしのウォーミングアップを待っている。すでにひとつ提出して、コーヒーを飲み、チョコレートをかじり、次に向かうためのささやかなひととき。特に気持ちを切り替えなくても、次の仕事に取りかかることができる性分だけど、気持ちがのらないことはあるし、こうしてひとり語りをしている間にひらめくこともけっこうある。

あぁ、そうか。わたしにとって、書くことは禅なのだ。心静かに、集中する…宗教としての禅ではなく、心の在り方としての禅。