審査員。

「社会の課題を見つけ、ビジネス的手法で解決方法を考えて計画・実行し、その成果を発表する」世界規模のコンペティション「Enactus/エナクタス」。

パンフレットには「Enactusは、学生、大学、ビジネスリーダーが協力し合い、起業家的なアクションで人々の生活を変化させ、より持続可能な世界を創造するために行動するコミュニティ」であり、「世界36ヵ国、1,600を超える大学から66,500人以上の学生が参加する、ビジネスリーダーの育成を目的とした教育プログラム」であるとも記されている。

「Enactus」のプロジェクトでは、社会的な課題を抱えたターゲット(対象者)に、自立に向けた経済的な機会を与えることが求められる。ターゲットが自力で稼ぎ、生きていけるようにすること、そのための革新的なビジネスアイデアを具現化すること、学生がいなくなってもターゲットの状況が改善される(され続ける)状態をめざす。

魚を与えるのではなく、魚の釣り方や釣るための工夫ができる考え方や意識を生み出すこと…大人でも、プロフェッショナルでもむずかしいことに挑戦する学生たち。経済的・社会的・環境的な要因をとらえるセンスが評価され、ゼミの活動報告ではなく、自分たちの活動を自身の言葉で伝えることも要求される。

昨年に続き、「Enactus JAPAN 2014」国内大会に審査員として参加した。

予選を勝ち抜いた6大学の活動を、決勝リーグでジャッジする大役。みんな、すばらしいことをしている。みんな、勝てたらいいのに…なんてことを思いながら、志や熱量をずしりと受け止めた。