書くということ。

「日々のかけら」を毎日書きたい、と思っているのになかなか続けることができない。

今も、すぎさった日々のかけらを拾い集めようと夜のひとときをさいている。日ごとに時の流れが加速しているように思えてならない、なんて言い訳になっちゃうかもしれないけれど…実感として、すさまじいスピードで走り去る歳月とのオリンピックみたいな状況だ。

もちろん、記せない日があったとしても、だれかにとがめられることはなく、よほど間隔があかない限りは何とも思われないに違いない。それでも、決めたことを守れない自分のだめっぷりにがっかりするし、ほんの800文字ほどをつづれないままパタリと眠ってしまうようなスケジュールを反省する必要もあるだろう。もっと優雅に生きたいのだけど、とつぶやいているだけではだめなんだろうな。

夜明けとともにぱちりと目覚め、ミネラルウォーターでのどをうるおす。身支度をして顔を洗い、焼きたてのパンを買いに行くという名目でさんぽに出かける。帰宅して、コーヒー豆を手動ミルでゴリゴリ挽いて、コーヒーを飲みながら朝刊を…ここまでが静かな朝の儀式。

午前中は、指ならしに「日々のかけら」を書き起こし、原稿を次々に書き上げる。午後は、主に打ち合わせ。本来は閉じこもってカリカリ書いていられれば幸せなんだけど、ここ数年、そういうわけにはいかなくなった。話を聞いたり対話を重ねていくことで、課題の根源にあるナニカを探り、解決をめざすのが使命なのかもしれないと思うから。書くことだけで生きていくより、わたしには合っているのかも。全開で生きていくために。