思い違い。

おとついから昨日にかけての「何もしなくていいんです。そこに居てくれるだけでいい」と何度か言われた話の続き。

ご隠居さんをめざそうとか、ナウシカになりたいなどとふわふわしたことを記したけれど。「何もしなくていいんです。そこに居てくれるだけでいい」というフレーズをあまりにも都合よく解釈していたのではないか、とわれに返った。

わたしはまったく器用じゃないし、体力がないうえ腕力も弱く、目的地にたどりつくまでに時間がかかる方向音痴だ。そんな人物に何かを頼むとややこしい状況になるのが目に見えているのは、今さらだけどわたしにもわかる。

「ここはだいじょうぶですから、邪魔しないで、おとなしく座っていてくださいね。動かないで-」という流れからの「何もしなくていいんです。そこに居てくれるだけでいい」だとしたら…被害を最小限にくいとめる魔法の言葉だったかもしれず、そんな配慮にも気づかないまま、ただただ赤面していたわけである。

何をすればいいのかわからないときや、人手が十分足りているなと感じたときは、手を出さずにおとなしくしている。それ以上に気をつかってもらっているのだとしたら、どんな風にふるまえばいいのやら。もっとおとなしく…と言われても、むずかしいものだなぁ。

重いものを持っていると「持ちますよ」とだれかが助けてくれる。あれこれ自力でなんとかしてきたクチだから、やさしくされるとこまってしまう。年輩者扱いなのか、レディーファーストか、いずれにしても、わたしはわたしの道を行く。