おきなわ。

夏休みが始まろうとしている時分、オンシーズンに沖縄へ行くことになった。

人生初、海のリゾートというイメージが強い沖縄へ飛ぶ日がこようとは。そういえば数年前に、仕事でその機会に恵まれそうになったことがある。その時は実現しなかったけれど、なにごともタイミングだろうと思っているから、仕方ないなと持っていた。必要なら、あらためて呼ばれるはずだから。

数週間続くアレルギー性の気管支炎には、吸入薬という最終手段を投じて臨んだ。2泊3日の取材+買い付けの旅は移動の連続、暑さとの闘いでもあった。

青い青い空、ジリジリと焦がすように照りつける太陽、低いところを流れる雲、ブルーからエメラルドグリーンまで何色もの模様を見せる海、ぼさぼさの樹木…。

米軍基地、オスプレイ、古びた建物、なかなか見ない配色のマンション、アメリカンテースト(?)の家々…。

最強食堂、ピザ喫茶・花人逢、やぎ料理・南山、元祖 海ぶどう、まらなた…。

フーチャンプルー、アセローラジュース、やぎ汁、やぎの刺身、海ぶどう丼、黒糖氷ぜんざい、ブルーシールアイスクリーム、さんぴん茶…

那覇市、うるま市、中頭郡(なかがみぐん)・北中城村(きたなかぐすくそん)、名護市・勝山、国頭郡(くにがみぐん)・本部町(もとぶちょう)・大宜味村(おおぎみそん)、沖縄市・照屋、那覇市・銘苅(めかる)、恩納村、読谷村…。

主なキーワードを列挙するだけで、快晴続きの、濃密な道程を思い出す。