その先の先。

目に見えないもの、知らないものはわからない。

あたりまえのことを書いてしまったけれど、わからないから知りたくなるし、見えないものほど見たくなるのもごく自然なことである。見えないもの、知らないことは(その人の)世界に存在しない、と断言してもいいのかな。見えないけれどあることさえわかっていたら、見たい、知りたい、もっともっと…とギラギラできるのではないかと思うのだ。

すでにある世界と知らない世界のボーダーラインを、見てみたい。輪郭はあいまいなのか、その時々の状況や想いで変わるのか、まったくの「無」なのか、知りたいと思った瞬間に扉みたいなものが生まれるのか。最後はやっぱり自分しだいで、世界が変化していくのかなぁ。

もし、その扉があるとしたら、わたしはどんどん開けていく。石橋をたたいて渡ろうなんて考えもしない、無鉄砲。目の前に扉があれば開ける、ないなら探す、また開ける…を楽しむ人生なのかも。なぜなら、わたしの興味はいつも、ふしぎと「その先の先」に向かっているから。

万が一、ある扉を開けて失敗しても、進むべき道がこっちではないとわかるのだから、失敗だとは思わない。でも当然、現状のままでいいという人もいる。世代が違うと、考え方や視点も違う。年齢差だけでなく、性格や好み、生まれ育った背景や環境も十人十色。ゆえに扉を一瞥するだけでもいいし、安全確認してから開けても、人の後をついて行っても、気づかなくても全然かまわないなと。

よくわからなくなってきたけれど…わたしは「その先の先」を見たくてたまらない動物です、ってことが書きたかった。