ふぅぅぅぅん。

口癖のひとつに、「ふーん」がある。

正確に言うと、感心したり、興味がある時は「ふぅぅぅぅん」と身を乗り出すし、心の針が動かない時は冷ややかな「ふーん」で終わる(らしい)。

ものごとの「その先の先」が気になる、と書いたけれど。博愛主義でもなんでもないし、この世のすべてに興味津々なんてこともなく、アンテナが反応したモノやコトだけに適用されるため、実に不確かで主観的、その時々で盛大に移ろっていく。変わらないものと変わるものは、もちろんあるにせよ。

まわりの人たちには、だいたいばれている。わたしの反応を予測して、わざと挑んでくる人もいる。

そういえば、かつて、弟によく言われたなぁ。「おねぇは好きなものと興味のないものが極端すぎる」「まちなかでおねぇを見かけたけど、すごい勢いでまっすぐ歩いていたよ」「興味があると、まっしぐらやね」「いまは何に関心があるの?」

そういえば、20代のころはライフスタイルブックやデザイン書を探し求めるのがすきだった。深川製磁からスージークーパーまで、カップ&ソーサー集めに凝ったり、天然石をじゃらじゃらと身につけていたこともある。人生のリスタートを切った時、押し入れ一杯あった本のほとんどを図書館などへ寄贈した。あの書籍類を持ち続けていたら、今ごろは、小さなブックカフェを開いていたかもしれないなぁ…うぅん、そうでもないか。

すきなものはすき、そうでないものには見向きもしない。自分勝手でドライな感じは、いくつになっても変わらない。