結婚したい。

わたしのことではありません。「結婚したい」とため息をつく人が少なくない、という話である。どちらかといえば女性が多く、真剣にその気になれば、すぐにでも結婚できそうな人たちだ。

「結婚がしたい」のね?だったら、すぐにできますよ。

そう告げるとたいてい、えっ?という顔をされる。わたしとしては、おどろかれることの方が不思議でならない。結婚したい男女が世の中に大勢いることは明らかであり、婚活(お見合いパーティーへの参加や結婚相談所、情報サイトへの登録など結婚相手を見つけるための活動)という冠をつけた、出会いを提供する場や機会も無数に存在している。

つまり、然るべきところへ行けば、結婚したい者同士が確実に出会える。ならば行動するしかないではないか。さらに玉の輿をねらうなら、若さを武器に、内側から匂い立つ美を磨き上げることに1秒でも長く命をかけた方がいいと思う。

けれど、結婚できればだれでもいいわけではないらしい(当然である)。ときめいて恋をして、愛を育んだうえで祝福される式を挙げたいと言うのだけれど目的の設定を誤っている。大切な人と添い遂げたい、手をつないで歩いて行きたい…そのための結婚なのではないかなぁ。

結婚はすばらしい経験よ、すきな人と一緒にいられるもの…と言うと。バツイチのわたしでは説得力がないらしいのがあまりにも悔しいことである。