結婚しないの?

独身時代には「結婚は?」と言われ、結婚すると「子どもは?」と容赦なく聞かれた。離婚したら静かになるかと思いきや「再婚は?」「もう結婚しないの?」「子ども、産まないの?」と相変わらず問われ続けている。

幸せオーラを放つ人から言われると、結婚はいいよね、とあらためて思う。自分で選んだはずのパートナーを悪く言ったり、人生にくたびれたような人から問いただされると不快指数は一気に上がる。

結婚って、しなくてはいけないものかしら。パートナーを得て、子どもを授かれば自動的にしあわせになれるのか?「家庭をもつ=幸せ」「子どもがうまれる=幸せ」という構図に限らず、この世のいろんなことは人それぞれのカタチがあってもいいように思うのだ。

結婚していたころ、望んだのに子どもを授かることはなかった。犯人探しのようなことはしないでおこうねと2人で決めた。後半の数年はつらいことばかりだったけど、よい判断だったと今でも思う。

今年に入って「まだ、大丈夫だよ」「60歳でも妊娠できるんだって」と希望を持つ(?)ようにうながされる場面が何度かあった。「精子を提供しようか?」という提案に対しては、丁重にお断りした。気持ちはありがたいけど、今生でのわたしの役割は一般的な意味の「母親」ではないのかも。そう考えると、いろんなことのつじつまがこわいくらいに符号する。