子ども。

ここ数年、子どものイベントに関わることが多くなった。「子どもが好きなんですね」と聞かれることも増えている。残念ながら、答えはノーだ。昔から、子どもがこわい。

子どもが大好き、という心理がよくわからない。もちろん、人それぞれなので好きだという人を否定する気なんてなく、ぜひそのままでいてほしい。なぜ理解できないのかと言うと、彼らもわたしも「人」だから。自分は人が大好きなんです、とわざわざアピールする人間はそんなにいないはず…いたりして。

厳密に言うと好きでもないし、嫌いなわけでもない。子どもならみんなかわいい!とは思わないし、ビバ無邪気!というのもおかしい。おそろしくてすばらしい、両極をそなえた存在。好きな人、嫌いな人、なんとも思わない人がいる、という事実は相手がだれであっても変わらない。「だって好きだもん」「嫌いなの」でいいと思うから。

あやしたり、幼児言葉で話したり、いわゆる「子ども扱い」するのが苦手だ。つい「ごきげんよう」とあいさつしては、キョトンとされる。特に相手をしないので、なつかれることはない…のかと思いきや、1人前に扱われるのがめずらしいらしく(ママさん談)、グイグイ接近してくるから、気は抜けない。人はよくわからないものなのだ。だからこそ、おもしろいに違いない。自分もふくめて。