日記とは何か、だれのためのものなのか。日記の書き方が分からなくなっていた。過去、Web日記を毎日アップしていたこともある。1日も、もれなくだ。当時、何がそうさせていたのかを思い出せない今だけれど、1日でも欠けてしまったり、途中で停滞するのが嫌で、きれいにそろえたかった…ような気がする。借りているサイトそのもののデザインが美しく、無駄なくシンプルだったので文字を並べていくのが楽しかった…こともあったような。クリアに思い出せないため、語尾の歯切れが悪くて困る。
今朝、プリンをつくりながら、ふと思った。全部とっぱらってしまおうと。日記のようでエッセイのようでひとりごとのようで、何かのようで何ものでもない文字列を並べてもよいのではないか。Web上にアップするのだから、最低限、読み手の存在は意識するとして、ここでひっそりと綴っていこう。
書きたいのに書けないとか、書くのが億劫になる状況を打破したい。毎日の記録ではなく、七十二候にそって「ここらへんの時期に起きたこと」をつづってみたりもしたけれど。やっぱり、どこかしっくりこない。書きたいことを、書きたいときに、書きたいだけ書いてみる。あたりまえのことなんだけど、また新しくやってみる。